2007/04/30

ニュージーランドの気球

その姿はまるで幻想的なサーカスのようだ。

僕の夢はニュージーランドで気球に乗ること。
気球が地面から浮いたことにすら気がつかない、それはまるで魔法のじゅうたんだ。

カンタベリーの空に浮かぶ気球はパッチワークのような田園風景の中、ニュージーランドの時間と風の中をゆったりとたゆたっていく、「飛行機のパイロットにはできないことさ」と気球を操縦する。
決まったところへ着艇するわけではない。

風の向くまま広いカンタベリーのどこに降りてもいいのである。

2007/04/25

COLUMN

最近仕事場に中国の人が増えてきたせいもあってか、
「ここはおいしいよ」と中華をすすめられる。
ここのところランチに出かけて、休憩時間内に戻ってこない人達が多いのはそのせいである。どのせいかと言うと、彼らは、同じ店にまとまって(少ない時で4人多い時は10人くらい)いく、そしてその店が”おいしい”のでとてもこんでいるからである。

中国茶房赤坂8というお店です。

中国の人に言わせると、ここは本場の味だそうです。
メニューがたくさんなので、中華に行ったことのない方はちょっと大変かもしれないです。
おすすめです。

NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」

はっきり言ってGoogleショック、

アメリカではGoogle検索において上位にランク(1ページ目)されないと企業の存亡にかかわる。

大げさな言い方だが、インターネットに販売を依存している企業は、死活問題である。
だが掲載する為には莫大な広告料が発生する。

しかし、一方で大きな危険をはらんでいる。
検索が公平であるかどうかはGoogleという一企業のモラルにかかっている点だ。

Googleは企業であるから自らの利潤を追求する。

したがってGoogleにとって必要でない、もっと言えば敵対する企業や情報の取扱いに疑問が生じる。Googleチャイナでは中国政府の要望により検索内容が制限されているという現実問題がある。

しかし、商品を売る為には、商品へ顧客を導く為に有効な方法が必要である。
商品を効率よく宣伝してもらう手段として、Google、yahoo!などポータルサイトへのスポンサー広告である。
一昔前なら新聞、雑誌への広告やTVCMであった。
もっと以前は口コミである。
Googleショックが広まる中、高いお金を払ってポータルサイトへ広告をだすというセオリーがくずれ出している。
mixiなどによる口コミサイトが原因だ。

つまりスポンサーサイトに高額を投じるよりも、アドセンスやドロップシッピングを活用することによって商品を売るのである。

企業の広告よりも個人による口コミ情報が力を持ち始めている。
だがポータルサイトが主導権を牛耳っていることに変わりはない。

先日のNHK特集ではアドセンス広告で生活する米国の青年が紹介されていたが、これを見て僕もがんばればアドセンス生活ができるかもとかすかな希望を持つ人がいたら残念なことに、これをそのまま日本に当てはめることはできない。

アドセンスのワンクリックあたりの単価が米国と日本では違いすぎるからである。
この関係の書籍やブログを読めばわかることですが、アドセンスで生活するのはとても困難なのが実情です。

小遣い程度の稼ぎにはなりますが、それじゃアフィリエイトやドロップシッピングなどと組み合わせて収益を上げようとしても、ユニーク数が増えたなどの要因がなければ収益率自体は変わらず生活するのは無理なのが実情である。

報道特集:輪島地震

s56に木造住宅の耐震基準が変わった。

壁から筋交いがなくなったのである。

はっきり言って悪法である。
世界が耐震基準の強化に進む中、基準を緩和をしたのである。
1923年におきた関東大震災に教訓を学ぶこともなく、住宅需要の増加を追い風にして規制を緩めたのである。
その結果が、耐震基準の見直しによる不安につけ込んだ、耐震工事詐欺事件につながっていく。
耐震補強が必要な木造住宅は993万棟にもおよぶ。

阪神大震災で、少なからず被害をこうむった身としては、むかつく話である。
政治家と利権と金を求むる人によって引き起こされた災害といったほうが良いのかもしれない。

Discovery Channel:自然の襲撃:2011年の太陽嵐

2011年、50年周期におこる太陽の活動極大期には巨大なコロナ放出により人類が未曾有の危機に直面する。

ドラマ仕立てで分かりやすく説明するが、ちょっとSFがすぎているてらいがそこかしこに見え隠れする。

なぜか?
最善の判断とは思えない行動をとる主人公たちが最後に自分たちの判断は間違っていなかったんだと、互いに健闘をたたえて大団円を迎えるのである。
よくある映画の自然災害もの(アルマゲドンとか)としては出来が良い、現実として主人公の判断のおかげでどれだけの犠牲者が出たかは分からないし、ドラマが仮定する地球規模の災害が起きれば、消滅する国家も出てくるはずである。

とは言ったものの、ここまでSFちっくにやったんだから6話完結くらいのミニドラマにしてくれても良かったような気はする。

せっかく面白いのだから・・・

うんちく、
コロナ質量放出(Coronal Mass Ejection: CME) 太陽フレア発生後8分でX線が地球に到達しまず無線など通信障害がおきる。
ついで2分後に太陽放射線(陽子)が到達し、電子機器の故障が都市機能を奪い取る。
12時間から数日かけてコロナガスが磁力線と共に地球に到達します。
巨大なコロナフレアだと地球の磁気圏にエネルギーが流れ込み、磁気嵐やオーロラを引き起こす。ドラマでは巨大なコロナフレアにより地球規模の災害に発展! 
ここまでくるとジャイアントロボに出てくるBF団の地球静止作戦を思い出しますね。

クローズアップ現代:普及するかバイオ燃料

昨年から穀物市場で異様な値上がりを見せる菜種とトウモロコシ、その背景には何があるのだろう。

バイオ燃料、
いまだ日本では聞き慣れない言葉ではあるが、欧米では二酸化炭素削減につながるガソリンに代わる代替燃料として急速に普及してきている。
その普及の背景にはガソリン価格の高騰に対する政治的なもくろみも見え隠れする。

EUではディーゼル車の販売が全体の約5割に達する程にディーゼル車が普及している。
EUではディーゼル車の燃料の10%を菜種などを原料とするバイオディーゼルにとの目標を掲げている。
アメリカではバイオエタノールの使用量を2014年までに現在の約2倍にするという包括エネルギー法案が成立し、共に原料価格が急騰した。

この価格高騰は思わぬところに影響を及ぼしている。
供給が追いつかなくなり、食用業者との原料の価格競争に至っている。その影響は日本も免れえない。
菜種はてんぷらなどに使われる食用油の高騰を招き、原料価格の高騰は商品へと添加される。
トウモロコシにいたってはこの1年余りの間に2倍の価格に高騰している。
トウモロコシの高騰は酪農家など畜産農家を直撃することになった。
菜種は99%が輸入、トウモロコシは90%がアメリカからの輸入である。

だが価格高騰にはもう一つの背景がある。
インド、中国などの発展による需要高、これにバイオ燃料、異常気象、による供給不足とヘッジファンドによる高騰にあおられる形となった。

この高騰はどこまで波及だろう。