2007/08/08

選挙に行ってきた

投票所は何度行っても、思うのだが、なんであんなに寂しいのだろうか。

人がいないというより必要以上にいるのだが、さびしいのである。
ちょっと気になったので投票する人達を観察してみた。

こそこそととは言わないが、人に見つかるのをできるだけ避けるようにして、投票所へと入ってくる。 (駐車場や庁舎の入り口までは、わき合い合いとくるんですけどね)

そして、人と目線を合わせないように、少し前かがみになり投票受付へ、”へい、らっしゃい”とまでとは行かないまでも受付の人ももう少しやりようがあるんじゃないか、受付の人達は聞こえるか聞こえないような声でぼそぼそと話すので耳のよいぼくでもようく聞いておかないと聞き逃してしまう。

そして候補者名簿が張ってある記入台へ、鉛筆をおもむろに取ると、なまえをかくだけ。
この時決してきょろきょろしてはいけないのである。

きょろきょろすると、すぐに誰かがよってきて不振な言葉をかけてくるのである。
まるで試験官のような人達である。 あまり気分がよいものではない。

ぼくは、長いことというかぐずぐずと会場内にいたので、どうやら不審者と思われたらしく、気がつくとボクの後ろと、会場出口に背広を着た係官が2人、ぼくのほうを見ていた。

補導員のような奴らである。 とりあえず投票を終わらせて会場をあとにした。

結果は民主の大勝であった。 

少しは世の中がよくなるのだろうか?

ぼくにとっては、期待ぐらいはしてもよいと思う選挙結果だった。

 僕が選挙に行くようになったのは、つい最近のこと、きっかけは政治不信や年金問題とかでなく、一昨年の9月都内のタクシーにひかれたのですが、このタクシー会社が治療費が高額なので払ってくれなかったのです。 100万近くする治療費なのでボクとしても黙っているわけには行かず日弁連の無料相談に行ったのですが、タクシー相手の小額訴訟はやっても仕方がないから、自賠責分だけもらっておけば ・ ・ ・ と、取り合ってもらえないばかりか、交通事故紛争処理センターを紹介されたのです。
ちなみに、紛争処理センターはタクシー協会には何の影響力も持っていないので役にはたちません。
 ・ ・ ・ で、裁判へ、ここでいろいろと相談にのっていただいている弁護士のかたが所属する政党へ一票いれるくらいはしないとと思ったのです。