2007/04/25

Discovery Channel:自然の襲撃:2011年の太陽嵐

2011年、50年周期におこる太陽の活動極大期には巨大なコロナ放出により人類が未曾有の危機に直面する。

ドラマ仕立てで分かりやすく説明するが、ちょっとSFがすぎているてらいがそこかしこに見え隠れする。

なぜか?
最善の判断とは思えない行動をとる主人公たちが最後に自分たちの判断は間違っていなかったんだと、互いに健闘をたたえて大団円を迎えるのである。
よくある映画の自然災害もの(アルマゲドンとか)としては出来が良い、現実として主人公の判断のおかげでどれだけの犠牲者が出たかは分からないし、ドラマが仮定する地球規模の災害が起きれば、消滅する国家も出てくるはずである。

とは言ったものの、ここまでSFちっくにやったんだから6話完結くらいのミニドラマにしてくれても良かったような気はする。

せっかく面白いのだから・・・

うんちく、
コロナ質量放出(Coronal Mass Ejection: CME) 太陽フレア発生後8分でX線が地球に到達しまず無線など通信障害がおきる。
ついで2分後に太陽放射線(陽子)が到達し、電子機器の故障が都市機能を奪い取る。
12時間から数日かけてコロナガスが磁力線と共に地球に到達します。
巨大なコロナフレアだと地球の磁気圏にエネルギーが流れ込み、磁気嵐やオーロラを引き起こす。ドラマでは巨大なコロナフレアにより地球規模の災害に発展! 
ここまでくるとジャイアントロボに出てくるBF団の地球静止作戦を思い出しますね。

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