2007/04/25

報道特集:輪島地震

s56に木造住宅の耐震基準が変わった。

壁から筋交いがなくなったのである。

はっきり言って悪法である。
世界が耐震基準の強化に進む中、基準を緩和をしたのである。
1923年におきた関東大震災に教訓を学ぶこともなく、住宅需要の増加を追い風にして規制を緩めたのである。
その結果が、耐震基準の見直しによる不安につけ込んだ、耐震工事詐欺事件につながっていく。
耐震補強が必要な木造住宅は993万棟にもおよぶ。

阪神大震災で、少なからず被害をこうむった身としては、むかつく話である。
政治家と利権と金を求むる人によって引き起こされた災害といったほうが良いのかもしれない。

0 件のコメント: