2007/07/06

医師専門職業紹介

医師、病院がおかれる状況は日々悪化をたどる。 医療費切り詰め、訴訟の増加、医師至上主義から患者至上主義へ、医師不足が紙面をにぎわす中、医師確保でにぎわう民業

医師の確保は有料職業紹介や、有料求人広告サイトにたよらなければならないのか?

医師の給与は年間1000万をくだらない、紹介をおこなえば20%からの紹介料が発生する。 広告にしてもそうだ、医療専門の求人情報掲載料は割高だ。

無料職業紹介は無理なのだろうか?

なぜ有料なのか?
情報の信頼性? 運用にはコストがかかる? 医療業界は閉鎖型社会だから? 人件費?

情報の信頼性。
ニュースソースは病院や医療機関であるから信頼がおける。何も有料だからといって、信用調査をおこない裏づけを取っているわけではない。 現に医師免許を偽造し働いたという事件が紙面をにぎわせていたのは去年のことだ。

運用にはコストがかかる。
WEBサイトにして言えば、現在の状況からしてそれほど大規模な投資は必要なく、構築は可能であるはず、付加価値を商売にするから費用がかさむのであって、必要なものだけ載せればよい。 ぼくには現状のサイト構築は一昔前の自動車業界、リッターカーにインタークーラーターボ、4WD、サンルーフ、カーオーディオなどごてごてと必要以上につけていた車を思い出す。 そんな車誰が必要とする? 結果は今の自動車業界を見ればわかるだろう。

閉鎖型社会。
確かにかなり閉鎖的だ。これだけ世間の目が医療に向いていても、医局の力はすごい。
それでも新しい風は吹く、医師会への新規に登録される医師数を見ると良くわかる。 昔のように医局に魅力がなくなってしまったひとつの現象だ。
バックドアはどこかにあるし、どこにでもある。

人件費。
会社の規模がでかくなれば人件費も増すと考えるのは間違いだ。
医師獲得は、情報戦である。 少数で最大の効果を得る方法はいくらでもあるし情報の鮮度は人の介在が少ないほど信用度鮮度共に増すものである。
だからといって、人件費を軽く見てるのではない。 人海戦術が営業と考えるのは間違いと言いたいだけである。

では、医師専門の無料職業紹介は可能なのか?

可能である。 ビジネスモデルなどいくらでもある。 ぼくの考えるモデルは実行するに当たっては弁護士に相談しないといけない事案を含んでいるので、考えのみに留まっているのが現状だが、コンサルタントの中には、ぼくと同じような考えで、考えを実行している者もいるだろう。 簡単なことだし病院からもれる心配はないからね。

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