「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」の著者で当時、経済再生の司令官だった竹中平蔵氏に聞く! 5月1日(火)放送
番組を見終わったあとで、ぼくはこんなことを思った。
ぼくも、竹中平蔵の授業をうけてみたい。
話が短く分かりやすい、面白く聞ける。政治の話は大概、堅くて分からないものが大半であるが、竹中平蔵氏の話は面白い。
なかでも、小泉元首相の話はとても面白く、いまさらながらに政治家だったんだなと感心させられる。熱の入りようも熱く語っている竹中平蔵氏をみていると、小泉元首相ではなく、小泉純一郎という1人の人格者であって稀代の詐欺師のように思えてくる。
僕として残念だったことは、インタビュー時間が短いということにつきる。
機会があれば、また聞きたいものである。
番組の内容はこんな感じである。
郵政民営が霞ヶ関で否決された、なら民意に聞けばよいということで、郵政解散がおこなわれた。霞ヶ関では本気で解散があるとは思っていなかった。
きっとサプライズだったことだろう。
郵政改革の中で実際に役に立つのは実践で培った人達の知恵であって、学識者の意見ではなかった。自身が学者だから、政策を離れて民間の目で政策を厳しくみるポリシーウォッチが必要なことがわかった。
いかに政策の内容を国民に伝えるかメディアの活用の方法。
小泉政権の仕事
首相は明確な支持と実行力を伴うためのバックアップ
政権はメディアに批判される対象だから、鈍感力が必要
メディアは、どんな案を出しても批判する。
初案は厳しすぎる、2案は骨抜きだ! そして法案の存在自体を問いただす。
最大の実績は、失われた10年を終わらせたこと。
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