2007/05/10

ロストジェネレーション2:朝日新聞より

2535歳のバブル崩壊後の派遣社員やフリーターが多い世代、彼らをロストジェネレーションと呼ぶ。

ぼくらの世代である。

ぼくが子供の頃は、人と人とがずいぶんと近かった。近所には隣組や班長といった看板があり、週に一度はそうじにかり出された子供たちがそうじのあとのおやつに気もそぞろであった。

“起業からはみ出した子やフリーターたちが、人と人のつながりで支え合っている。・・・東京の片隅に、月15万円以下で暮らせる場ができた。“(反乱世代より)

JR高円寺北中通り商店街、高齢化の進む商店街に現れたフリーターが店をひらいた。うわさを聞き一軒。そしてまた一軒。人が人を呼ぶ。商店街は以前とは違ってはいたが確実に町に活気をとりもどしている。受け入れる社会がないなら自分たちでつくってしまえばいい、なければつくる。

しかし、商店街という土壌をつくってきたのはまぎれもなくぼくたちを受け入れてくれた先達たちであって、再構築に成功したといったほうが良いかもしれない。

吉祥寺のように文化をはっしんするような町になってほしいものである。

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