2007/06/26

中国、ロストジェネレーション

中国の進歩はめまぐるしいものがある。

かつての日本が欧米先進国に追いつけ追い越せと急速な発展の道をたどったことと重なって見える。 日本は、豊かな生活の代価に深刻な問題に目を瞑って、発展を遂げたのである。 それは、日米開戦前におこなわれた戦局予測で敗戦が予想されたが開戦に踏みだしたときのようである。(これについては多くの意見があるとおもうが、WWⅡ日米開戦に関しては、ぼくはこのように考える)

そして、今の中国は、経済発展のためにあえて多くを犠牲にしているようにみえる。

6/20()のニュースでは、CO2の最大排出国になったことが報じられていた。

農村の高年齢化、過疎化、都市部への人口集中、公害、欧米化による地域文化の喪失。

その先にあるものは何なのだろう。

日本には、子供達の世代に残していけるものなど残らなかった。

中国は後世の人に何を残すのだろう?


今回は、少し乱暴な言い方をしたが、ひとつ付け加えておきたい。ぼくは中国が嫌いなわけではない。 どちらかと言えば、古きよき文化の国としての中国と人は好きである。 ぼくの知る中国は映画やTVの中だけのものかもしれないが、中華街やお茶の入れ方などは、魅力的である。 

九州の発展、人材交流など、これからの中国と日本の関係もさらに変わっていくこと期待している。 

0 件のコメント: